地方独立行政法人大阪国際がんセンターとNTTドコモによるがん患者向け「個別情報配信サービス」実証実験を支援 〜オンライン医療事典「MEDLEY」の医療情報をもとに、患者向け専用コンテンツを作成〜

2017.12.19 ニュースリリース

株式会社メドレー(本社:東京都港区、代表取締役医師:豊田 剛一郎、代表取締役社長:瀧口 浩平)は、地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター(以下、大阪国際がんセンター)と株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)が実施する、がん患者向け「個別情報配信サービス」の実証実験を支援してまいります。


具体的には、肺がんと診断された方に向けて、医師が患者の状況に合わせた情報配信を行う「個別情報配信サービス」の提供にあたり、その医療情報をメドレーが作成します。


■実証実験の概要
肺がんと新たに診断された方を対象として、病状や治療段階に応じ、病院が患者に対し、個別に情報配信が行えるサービスの実証実験です。大阪国際がんセンターがフィールド提供を、ドコモは本実証実験で利用する医療機関向けシステムおよび、患者向けアプリケーションの開発・配信コンテンツの提供を行います。


新たにがんと診断された患者の多くは、そのショックから医師の説明を十分に理解できないことが多いといわれ、その結果不安が増大し、インターネットを介した信頼性の低い情報で誤解を招く事態も発生しております。
本実験では、病院での医師から患者に対する説明の前後で補完的なラーニングコンテンツを提供できる環境を病院側に整え、患者の病状に合わせた情報配信をスマートフォンアプリにて行います。
本実証実験は、このアプリケーションが、患者が医師から信頼のある情報を適切なタイミングで受け取り、何度も参照することで安心・納得して治療に向き合えるような支援サービスとなりうるか、また医療従事者が患者ごとに異なる悩み・不安に対し患者に寄り添ううえでのサポートツールとなりうるか等を検証いたします。


※実証実験の詳細は、こちらの別紙1をご参照ください


■メドレーの支援概要
メドレーでは、500人を超える協力医師による監修のもと、正しく分かりやすい最新の医療情報を提供するオンライン医療事典「MEDLEY」を運営しています。今回、「MEDLEY」に掲載されている医療情報をもとに、社内の医師および医療従事者が、肺がんに関わる疾患概要や治療の進め方などについて、大阪国際がんセンターの医師と共に、専用コンテンツを作成しました。
実証実験では、本コンテンツから、医師が患者の状況に合わせた内容を選び、アプリを通じて患者に提供します。


メドレーでは、こうした情報提供を通じ、患者及びそのご家族と医療従事者の適切なコミュニケーションを促進することで “納得できる医療” の実現を目指してまいります。


株式会社メドレーについて 
メドレーは、エンジニアと医師・医療従事者を含む開発チームを有し、「医療ヘルスケア分野の課題を解決する」というミッションのもと、インターネットサービスを提供しています。現在は、よりよい医療・介護の実現に向けて、以下の4つのサービスを展開しています。

・医師たちがつくるオンライン医療事典「MEDLEY
・オンライン診療アプリ「CLINICS(クリニクス)
・医療介護の求人サイト「ジョブメドレー
・口コミで探せる介護施設の検索サイト「介護のほんね


会社概要
設立: 2009 年 6 月 5 日
所在地: 東京都港区六本木 7-15-7 新六本木ビル 7F
代表取締役医師:豊田 剛一郎 代表取締役社長:瀧口 浩平


「MEDLEY」について 
「MEDLEY」は、1400以上の疾患についての詳細な解説記事をはじめ、3万の医薬品、16万件の医療機関に関する情報を網羅的に掲載している「オンライン医療事典」です。500名を超える医師の協力のもと日々改訂を行い、正しく分かりやすい医療情報を提供しています。
また、最新の医学研究を紹介する「MEDLEYニュース」や、症状を入力すると問診形式で可能性のある病気を絞り込める「症状チェッカー」など、ユーザーが必要な情報にたどり着くためのコンテンツ・機能の充実を図っています。


充実した医療情報に誰もがアクセスできるサービスとして、正しい情報を知りたい患者さんやそのご家族と、知ってほしい医師・医療機関の双方にとって “納得できる医療” の実現を目指しています。


※PDF版はこちらからご覧いただけます。
20171219_メドレー、地方独立行政法人大阪国際がんセンターとNTTドコモによるがん患者向け「個別情報配信サービス」実証実験を支援


【この件に関するお問い合わせ先】
株式会社メドレー 広報室
E-mail: pr@medley.jp TEL:03-4520-9820

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