株式会社メドレー（本社：東京都港区、代表取締役社長：瀧口 浩平）の運営する「Pharms」は、電子お薬手帳、服薬フォローアップ等の新機能の提供を開始しました。これにより、かかりつけ薬局に求められる各種業務がワンストップで実施可能になります。「Pharms」は「患者」「地域」「業務」の3つのつながりを実現することで、門前薬局からかかりつけ薬局への転換を支援します。

2015年に、患者本位の医薬分業の実現を目的に厚生労働省が制定した「患者のための薬局ビジョン」や、その後の薬機法改正により、薬局のあるべき姿の再定義が始まりました。薬局は立地による利便性の高さで患者に選ばれる門前薬局から脱却し、専門性を生かしたコミュニケーションを通じて患者の健康サポートを行うかかりつけ薬局として、地域医療の一役を担うことが期待されています。

2020年9月に提供開始した「Pharms」は、導入シェアNo.1※のオンライン診療システム「CLINICS」とつながるオンライン服薬指導機能を注目いただき、これまでに全国3,000以上の店舗で導入されています。今回の機能追加によって「Pharms」は、「患者とつながる、地域とつながる、業務がつながる」をコンセプトとした「かかりつけ薬局支援システム」として、より幅広く活用可能となりました。今後は、薬歴・レセコンとの連携や薬剤配送機能の強化も行っていきたいと考えています。
※出典元：「IoMT（Internet of Medical Things）新市場の将来展望 2021」（富士キメラ総研社、2020年11月）

■新機能の紹介
・電子お薬手帳
患者はメドレーが提供している「CLINICSアプリ」から電子お薬手帳の利用が可能となり、薬局は「Pharms」を通じて患者の服薬情報を確認できます。また、日本薬剤師会が提供する電子お薬手帳相互閲覧サービス「e薬Link®」に対応しているため、薬局はCLINICSアプリ以外の電子お薬手帳情報も確認でき、服薬情報の一元管理が可能になります。

・服薬フォローアップ
2020年9月の薬機法改正施行により、薬剤師は調剤時に限らず必要に応じて患者の薬剤使用状況の把握や服薬指導を行うことが義務化されました。薬局は「Pharms」を通じて、予め設定したタイミングで患者へメッセージや質問票を送付することが可能となり、回答内容から患者ごとに最適なフォローアップを実現します。

・店舗チェックイン
処方箋の受付時に、患者がスマートフォンでチェックイン用のQRコードを読み込むことで、調剤完了時にSMSで通知が届く機能です。これにより、患者は薬局での待ち時間を有効活用することが可能となります。本機能はCLINICSアプリを介さず利用できます。

「Pharms」は「かかりつけ薬局支援システム」として患者とつながることで、メドレーが構想する、事業所向けシステムと患者向けサービスがシームレスにつながるプラットフォームの構築を加速させていきます。

■かかりつけ薬局支援システム「Pharms」について
「患者とつながる、地域とつながる、業務がつながる」をコンセプトとした、かかりつけ薬局支援システムです。オンライン服薬指導や服薬フォローアップといった患者コミュニケーション機能、店舗での待ち時間削減が可能な処方箋の受付管理機能、各種業務システムやオンライン診療とのスムーズな連携等により、門前薬局からかかりつけ薬局への転換を支援します。
https://pharms-cloud.com

■医療プラットフォーム事業について
事業所向けシステムと患者向けサービスがシームレスにつながるプラットフォームを構築することで、医療に対する患者の様々なハードルを下げ、「患者が医療を使いこなせる未来」ひいては「納得のいく医療」の実現を目指します。

■株式会社メドレー　概要
【代表】代表取締役社長：瀧口 浩平
【所在地】東京都港区六本木 3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー22F
【URL】 https://www.medley.jp

■株式会社メドレーについて
メドレーは、エンジニアと医師・医療従事者を含む開発チームを有し、「医療ヘルスケアの未来をつくる」というミッションのもと、インターネットサービスを提供しています。現在、より良い医療・介護の実現に向けて、以下のサービスを展開しています。
患者向け「オンライン診療・服薬指導アプリ CLINICS」
診療所・病院向け「クラウド診療支援システムCLINICS」
かかりつけ薬局支援システム「Pharms」
医師たちがつくるオンライン医療事典「MEDLEY」
医療介護の求人サイト「ジョブメドレー」
納得できる老人ホーム探し「介護のほんね」

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