株式会社メドレー（本社：東京都港区、代表取締役社長：瀧口 浩平）は、歯科医院の業務効率化と患者の診療体験向上を目的として提供する歯科向けのクラウド業務支援システム「Dentis（読み：デンティス）」で、新たにサブカルテ機能の提供を開始しました。

「Dentis」の基本プランにサブカルテ機能を追加していただくと、これまで紙で行なっていた各種書類やファイルの作成・管理をデジタル化できるほか、院内のスタッフ間での情報共有もクラウドを通じて行うことが可能になります。
メドレーは、本機能の提供を通じて、歯科医院のDX（デジタルトランスフォーメンション）推進と、患者エンゲージメントのさらなる向上を支援します。

「Dentis」は、新しい患者体験の提供と業務効率化を目指し、メドレーが独自に開発した歯科医院向けのクラウド業務支援システムです。WEB予約・WEB問診・オンライン診療・リコールといった受付業務から、レセコンや電子カルテの基幹システムまでをトータルで提供することで、歯科医院の業務効率化を図るとともに、患者自身の主体的な関与を促し、治療から予防を中心とする歯科診療への変化を支援しています。

今回、提供するサブカルテ機能では、これまで紙で作成・管理していた文書や口腔内写真などをデジタルで作成・管理することができるようになります。また、患者が抱える問題や解決のためのプラン、治療過程などをリアルタイムで共有できる機能を備えており、チャットツール等を用いながらオンライン上で院内スタッフ間の情報共有を円滑に進めることができます。
これにより、Dentisを利用している歯科医院は、紙のファイル管理の業務負担軽減や院内コミュニケーション活性化により、患者エンゲージメント向上が期待できます。

なお、Dentisでは、安心してシステムを利用いただくため、クラウドサービスに関する国際的な情報セキュリティ認証を取得しており※、安全な通信の確立、二要素認証の導入、アクセス可能なデバイスの制限などを通じてセキュリティ対策を行い、安心してシステムを利用いただけるよう取り組んでいます。
※ISMSクラウドセキュリティ認証「ISO/IEC 27017:2015」、ISMS認証「ISO/IEC 27001:2013」を取得

【サービス提供の背景】
歯科業務においては、電子カルテをはじめとしたDXを推進する歯科医院が増加していますが、サブカルテや申し送り事項などのペーパーレス化に着手できていない歯科医院も多くデジタル化のニーズが高まっていました。
また、国によるかかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所の新設や国民皆歯科健診制度の導入検討などを背景に、予防歯科を目的とした定期検診を含む長期間の通院が、さらに増加することが見込まれています。
これにより、患者のファイルが複数存在する、患者・治療内容の情報管理やスタッフ間での情報共有が煩雑になるという課題も顕在化しています。

【サブカルテ機能概要】