メドレー、「CLINICSオンライン診療」を活用した野村證券健康保険組合のオンライン禁煙プログラムの支援を完了 〜参加者の9割が禁煙に成功〜
株式会社メドレー(本社:東京都港区、代表取締役医師:豊田 剛一郎、代表取締役社長:瀧口 浩平)は、2019年4月22日、野村證券健康保険組合が実施する「オンライン禁煙プログラム」の支援を完了しました。
2018年11月から2019年4月の6ヶ月間で合計28名がプログラムに参加し、そのうちの9割がプログラム完了時点での禁煙に成功しました。
■オンライン禁煙プログラム結果
本プログラムは、「CLINICSオンライン診療」を用いた計4回のオンライン禁煙外来への通院で構成され、参加者28名中、26名(93%)が通院を完了しました。また禁煙成功者(※1)は24名となり、通院完了者の92%(全参加者の86%)が禁煙に成功しました。
■オンライン禁煙プログラム支援の背景
受動喫煙の防止はもちろんのこと、企業が従業員の健康を支援する「健康経営」の観点からも禁煙推進に注力する企業や健康保険組合が増えており、その主な取組みの一つに禁煙治療の補助があります。しかしながら、12週間で5回の通院が必要な一般的な禁煙治療において、その通院完了率は36%に留まり(※2)、通院継続の難しさが課題とされていました。
野村證券健康保険組合は、「ニコチン依存症」に悩む被保険者に対する禁煙治療の支援を従来から行ってきましたが、多忙などの理由により定期的な医療機関への通院が困難な被保険者も多いことから、2018年11月よりオンライン診療を活用した「オンライン禁煙プログラム」の提供を開始しました。
※1:通院完了時に、直近4週間の完全禁煙を達成している状態
※2:診療報酬改定結果検証に係る特別調査(平成 21 年度調査)ニコチン依存症管理料算定保険医療機関における禁煙成功率の実態調査報告書
メドレーは今後も、企業や自治体と連携し、多くの患者の早期治療や健康増進を支援し、医療における課題解決に貢献して参ります。
■CLINICSオンライン診療について
CLINICSオンライン診療は、予約や事前問診、ビデオチャットでの診察、決済や薬・処方せんの配送までワンストップで完結することのできるオンライン診療システムです。患者は手持ちのPCやスマートフォンを用いて、自宅や会社にいながら診療を受けることができます。
対面診療に組み合わせることで、主に慢性疾患における通院継続を支援できることから、「かかりつけ機能」の強化に有効であると考えられ、診療所を中心に普及が進んでいます。
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