神奈川県とメドレー、オンライン診療システム「CLINICS」を活用し、 入院患者のためのオンライン面会の実証を開始
株式会社メドレー(本社:東京都港区、代表取締役医師:豊田 剛一郎、代表取締役社長:瀧口 浩平)は、神奈川県と連携してオンライン診療システム「CLINICS」を活用した、入院患者のためのオンライン面会の実証事業を開始します。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、医療機関では面会の制限が行われており、長期間にわたって入院患者が家族等と面会する機会が失われてしまっています。この状況を解決するため、インフォームド・コンセントやセカンドオピニオン等、オンライン診療に限らず様々な場面において利用実績のある「CLINICS」を活用して、オンライン面会の実証を行うこととなりました。まずは横須賀共済病院から実施し、実証の結果を踏まえて他施設への拡大を検討していきます。
<概要>
・実施期間
2020年8月〜(予定)
・実施医療機関
国家公務員共済組合連合会 横須賀共済病院
<黒岩祐治 神奈川県知事のコメント>
政府の緊急事態宣言が解除されたものの、医療機関では新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当面の間、新型コロナウイルス感染症以外の患者も含め、入院患者との面会が制限されています。入院生活において、ご家族等との面会は心の支えとなるものですが、それが叶わない状況を改善したいと考えていました。そこで、感染リスクを防ぎながら、また医療機関の負担を最小限にしながら面会を実現するため、オンライン面会の実証をスタートすることとしました。病床数の多い病院では面会の運用フローや体制等を整備する必要がありますが、実績が豊富なメドレー社に協力いただくことで、実証が可能になるものと考えています。この取り組みも、医療を守る「神奈川モデル」を支えるICTの一つとして確立させ、さらには日本中に広まっていくものになればと願っています。
■「CLINICS(クリニクス)」について
離れた場所にいる医師と患者をビデオチャットでつなぐ「オンライン診療」をスムーズに実施するための各種機能を備えた、利用医療機関数No.1(※)のオンライン診療システムです。2016年2月の提供開始以降、全国の診療所や大学病院などで幅広く導入されています。
https://clinics.medley.life
※出典元:「2020年版 医療ITのシームレス化・クラウド化と医療ビッグデータビジネスの将来展望 No.1 医療IT・医療情報プラットフォーム編」(富士経済社、2020年1月7日)
■株式会社メドレー 概要
【代表】 代表取締役医師:豊田 剛一郎 、代表取締役社長:瀧口 浩平
【所在地】 東京都港区六本木 3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー22F
【URL】 https://www.medley.jp
■株式会社メドレーについて
メドレーは、エンジニアと医師・医療従事者を含む開発チームを有し、「医療ヘルスケアの未来をつくる」というミッションのもと、インターネットサービスを提供しています。現在、より良い医療・介護の実現に向けて、以下のサービスを展開しています。
患者向け「オンライン診療アプリ CLINICS」
医療機関向け「クラウド診療支援システムCLINICS」
医師たちがつくるオンライン医療事典「MEDLEY」
医療介護福祉の人材採用システム「ジョブメドレー」
医療につよい介護施設・老人ホームの検索サイト「介護のほんね」
■本件に関する報道関係者様からのお問い合わせについて
こちらからお願いします。
※PDF版はこちらをご覧ください。